猫にアロマや香水がNGな理由と香りものを楽しむ時の5つの注意点

るる

香水は猫に悪影響だって聞いたんだけど、どうして？

アロマやお香も良くないのかな？ハンドクリームやボディクリームは？

あすか

こんな疑問にあすかが答えるにゃ

猫に香りもがNGな理由

理由１：嗅覚が鋭く、頭痛を起こしてしまう

猫の嗅覚は人間の数万〜数十万倍と言われています。そのため人にとっては「ほんのり」香るものが猫にとっては強すぎる可能性があります。

あすか

匂いが強いと偏頭痛を起こす猫さんもいるにゃ

るる

わかるかも！電車に乗ったら隣の人の香水の匂いがきつすぎて頭痛がしてきたことがあったなぁ…

理由２：解毒できず、中毒を起こしてしまう

もう一つ、大きなな理由として、猫にはアロマなどの成分を分解する機能がありません。分解ができないとアロマの成分が身体にどんどん蓄積されて、中毒を起こしてしまいます。

るる

「中毒」ってどんな症状が出るの？

あすか

• 嘔吐
• 下痢
• 神経症
• めまい
• 元気がなくなる
• 食欲が落ちる
• 運動しなくなる

などにゃ。考えただけでゾッとするにゃ。怖いにゃ〜

（赤ちゃんや妊婦さんを除いて）通常、人にとっては精神にいい効果をもたらすとされているアロマですが、猫にとってはアロマの成分を分解できないことで体内に入ったアロマが有害物質となって身体に蓄積されてしまい、それが原因で中毒を起こしてしまいます。

使用しないほうがいい香りもの

るる

そうだったんだ…アロマの他に、使わない方がいい香りものはあるの？

あすか

たくさんあるにゃ。例えば、

• 香水
• アロマキャンドル、お香
• シャンプー、コンディショナー
• 制汗デオドランド
• 洗濯洗剤、柔軟剤
• 芳香剤、ルームフレグランス
• ハンドクリーム

などにはアロマの成分が入っているものが多いにゃ。

特に猫は、柑橘系の香りやユリ科の植物が有害とされているため、柑橘系の香りやユリの成分が多く含まれる「フローラル」の香りに注意しましょう。

るる

え！中には使用禁止だったら不衛生な生活になるものもあるんだけど？

ハンドクリームも使えなかったら手がカサカサになっちゃうんだけど…どうしよう…

あすか

落ち着いてにゃ。次で香りものの楽しみ方を紹介するにゃ。

香りものの楽しみ方と注意点

１：香水は家の外に出てからオン♪

香水は猫がいないところで、できれば家の外に出てから付けましょう。ミニボトルに入れておけば、お出かけの途中でも使えます。ただし、帰宅前の付け直しは控えましょう。

るる

私は、ミニボトルに入れた香水を少量つけて、帰宅前3時間はつけなおさないようにしたよ。

２：アロマやお香は換気をする

アロマやお香を楽しむときは、部屋の扉を閉めて猫が侵入しないようにして楽しみます。終わったらしっかり換気をしましょう。

あすか

こう言っちゃあれだけど、人にとっての「カビハイター」と同じくらいの影響が出ると思ってもらいたいにゃ

３：シャンプーや柔軟剤は「可能な範囲で」香りの弱いものを選ぶ

シャンプーや柔軟剤にまで気を使っていたら生活がしにくくなってしまいます。強力な香りのものを避ければOKと思っておきましょう。

「香水みたいなシャンプー」と宣伝されているものや、アロマ成分多めのシャンプーは避けるなど、できる範囲でOKです。

あすか

シャンプーはしっかりドライヤーで乾かせば、ある程度香り成分は飛ぶにゃ。

４：芳香剤や消臭剤はペット用のものを使う

猫に限らずペットを飼っている人は特にトイレ周りなどの臭いを気にする人も多いと思います。

ペット用のものを使い、芳香剤は舐めたり食べたりの危険がないように注意してあげましょう。

あすか

ペット用があるにゃ

５：ハンドクリームは自宅とおでかけで使い分けるとGood!

ハンドクリームは、つけた後に猫を撫でたりすることを考えるとモロに影響を与えてしまいます。もし、お気に入りのハンドクリームなどがあれば、自宅用ではなく職場用やお出かけ用にして、使い分けるといいです。

自宅で使うものは「犬猫と一緒に暮らす人のためのハンドクリーム」というハンドクリームがおすすめです。

あすか

これで猫をなでても安心にゃ！

最後に

あすか

ここまで読んでくれた人は猫のためにとすごく努力しようとしてくれてる人にゃ。

猫代表として色々わがまま言わせてもらっったけど、健康に関わることだから考えて欲しいにゃ。そして、お互いストレスのない生活をしたいにゃ

るる

アロマ系が解毒できないなんて知らなかった…全部今すぐ実行するのは難しくても、できることを探して少しずつやっていきましょう